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映画「おおかみこどもの雨と雪」を見てきた [映画・TVドラマ]

「おおかみこどもの雨と雪」を見てきました。よりによってまたアニメです。当作は細田守監督のオリジナル第二の作品となっております。


批評家的な上手いコメントはできませんが、私的にはすごく良かったです。「サマーウォーズ」より全然良かった。詳しいストーリーはwikipediaでも見てチェックしてください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E3%81%8A%E3%81%8B%E3%81%BF%E3%81%93%E3%81%A9%E3%82%82%E3%81%AE%E9%9B%A8%E3%81%A8%E9%9B%AA

この映画のテーマは「親子」との事ですが、家族を持ち子供を持った人の方が、より感情移入しやすいのではないかと思います。それにより、映画に対する評価が変わる気がします。

子供の成長と自立、それを狼か人間かというシンプルな二者択一にする事で、これらのテーマを明示的に浮き上がらせています。
シンプルなテーマなんですけど、わかってることなんですけど、ぐっと来るものがあるんですよ。「おおかみこども」という設定がすごく効いていると思うんですよね。



また、おとぎ話のような設定でありながらリアリティを持って細かく描かれている。どちらも行き過ぎていないというか、そのバランスがいいように思いました。


2人のおおかみこども雨くんと雪ちゃんの兄弟の対比して描かれ「人間:狼」の比率が入れ替わっていく所が面白かった。そしてタイトルが弟の雨くんが前でお姉ちゃんの雪ちゃんがうしろで「雨と雪」なんですよね。なんでだろうなー。
一面の雪景色のシーンと豪雨のシーンでそれぞれ重要な転換を迎える演出も良かったんではないでしょうか。


いつかくる子供達との別れを思いながら、うるっときてしまいました。
現実親子の自立をめぐる物語はまだ私自身これからの経験する事なので、多分おとぎ話のようにはいかないと思いますがね。
そこの複雑さを排除して、シンプルに描いたからこそ力強く訴えかけてくるものがあるのかもしれません。


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