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J2第23節 サガン鳥栖 vsカターレ富山 [サガントス]

雨振る中現地観戦。多くのサポーターが前半20分までに今日の勝利を確信しただろう。開始早々、相手のミスから山瀬のドリブルシュートで得点。これでもかという見事な繋ぎからの追加点。

問題は、中盤の守備にあると思う。守備が後手後手に回っていた。富山の攻撃はシンプルで、カウンターからポストに簡単にあてて二列目が飛び出す形が殆ど。鳥栖は守備のポイントをどこに絞っているかがはっきりしない。結局バイタルに入られて簡単に前を向かせたり、すぐ裏を取られたりして、ゴール前の勝負になる。

これがはっきりしないのは、コーチがディフェンスとオフェンスで分かれており、全体的な守備の構成がうまくいっていんじゃないかと思う。そういう意味では、コーチスタッフもまだ手探りで熟成中なんではないかと。

チームもまたパスミスが多く噛み合っていない。前半終了時、朴と豊田が話しながら引き上げていったが、ここのラインもうまく言っているとは言いがたく、豊田の欲しいタイミングでパスは出てこない。もちろんお互いのプレーを信頼しないとパスもだせないし動き出しもできない。チーム自体もまだこれからといったところ。
守備面の話に戻るが、今日FWに起用したミヌも失敗だったと思う。豊田との距離感がもうひとつだったし、ミヌはもうちょっと相手のボランチを見るべきだった。こういう事からも全体的な守備が出来てない事が伺える。

黒木はなぜか前半途中で変えられたが、早々に変えてしまうなら初めから初めから下地だしとけばいいのにと思う。下地は前半20分回ったあたりからアップし始めたので、プレーなのかコンディションなのか素人にはわからんが、なんかしら原因があったと思うけど。それよりも、ポストを潰すのか、ボールの出所狙うのかはっきりしないのがまずい。

後半途中からスピード系のFWが入ってきた。最近だんだんわかってきたが、呂は瞬発力のあるスピード系のFWに弱い。ぶっちぎられる危険シーンを何回も見たからだ。そして今日も見てしまった。

丹羽はなんだか故障っぽいが、今日の磯崎の出来では、右田中の左日高になりそうな気がする。豊田はビッグチャンスを外した。そして相手も赤星のファインセーブに防がれた。


やっぱりなんだかんだ言ったって、まだまだ完成してない巨神兵のような趣だ。コーチングスタッフからしても、監督は一応お飾りという事になってるが、いろいろ口だしたくなるだろう。そしてヘッドであるユンはS級ライセンスで3ヶ月いなくなる。ヒホはまだ日本に来て日が浅いし情報もそんなにもってない、たぶん(それはいい訳にはならんだろうけどさ)。メグさんだって未知数だ。ヒホもメグさんも人はいいらしいが、こんなごった煮のスタッフでやってるんだから、調整すんのも大変だろう。選手起用だって、どのポジションも流動的でまだまだ一貫性がない。富山のサッカーはやってる事がとてもシンプルだ。鳥栖は考えすぎのコネすぎのような気もする。

今日の二得点目のように、やろうとしているサッカーの片鱗は見えてきている。こうなったら、今のスタッフのまま、もうすこしじっくり待つのがお得なのかもしれない。熟成中という事で、しばらく待ってみてはどうか。と思うようにした。でも守備の仕方はちょっと考えた方いいんじゃないかな?素人考えだけどさ。

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