映画「レスラー」を見た [映画・TVドラマ]
昨日の夜、ずっとみたかった映画「レスラー」をレンタルしてきて見ました。
![レスラー スペシャル・エディション [DVD]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51t3KHi7i-L._SL160_.jpg "レスラー スペシャル・エディション [DVD]")
ネコパンチで有名だったミッキーロークが主演です。昔のミッキーロークと言われても、「ヤサオトコだったよな、たしか」ぐらいしか思い出せませんが、久しぶりに見たミッキーロークは昔の面影まったくゼロ。本物のレスラーのようです。
ミッキーロークは、80年代に売れてから今に至るまでクスリとか離婚とか暴力とか肥満とかどうも結構波乱な人生だったようで、まるで見た目も変わったそうです。詳しくはウィキペディアで見てください。
- 出版社/メーカー: NIKKATSU CORPORATION(NK)(D)
- メディア: DVD
ネコパンチで有名だったミッキーロークが主演です。昔のミッキーロークと言われても、「ヤサオトコだったよな、たしか」ぐらいしか思い出せませんが、久しぶりに見たミッキーロークは昔の面影まったくゼロ。本物のレスラーのようです。
ミッキーロークは、80年代に売れてから今に至るまでクスリとか離婚とか暴力とか肥満とかどうも結構波乱な人生だったようで、まるで見た目も変わったそうです。詳しくはウィキペディアで見てください。
タグ：つぶやき
今敏監督のご冥福をお祈りします [映画・TVドラマ]
今敏監督がお亡くなりになりました。
今敏オフィシャルサイトより
今 敏 永眠のお知らせ(2010-08-25 00:00:00)
http://konstone.s-kon.net/modules/info/index.php?page=article&storyid=37
私が初めて今敏監督の作品を見たのは確か「千年女優」（2002）だったはず。独特の世界観とシナリオに、不思議な感触の残る映画でした。
そしてもっとも印象深いのは、「妄想代理人」（2004）の最終回、猪狩刑事が名台詞を吐くシーン。音楽も演出も凄い。なんど見ても込みあげるものがあります。分かる人は分かると思います。「誰がお前の父さんだ」で始まるあのシーンです。バックの花火も音楽も本当によい。
![妄想代理人 (6) [DVD]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/21W7BDSS82L._SL160_.jpg "妄想代理人 (6) [DVD]")
とにかく、ちゃんと「映画」を作る方で、独特の感性を持った監督さんでした。
46歳。僕と10しか違いません。死は突然やってくる、本当に。新しい作品が今後見れないと思うと、残念でなりません。心からご冥福をお祈りいたします。
今敏オフィシャルサイトより
今 敏 永眠のお知らせ(2010-08-25 00:00:00)
http://konstone.s-kon.net/modules/info/index.php?page=article&storyid=37
私が初めて今敏監督の作品を見たのは確か「千年女優」（2002）だったはず。独特の世界観とシナリオに、不思議な感触の残る映画でした。
そしてもっとも印象深いのは、「妄想代理人」（2004）の最終回、猪狩刑事が名台詞を吐くシーン。音楽も演出も凄い。なんど見ても込みあげるものがあります。分かる人は分かると思います。「誰がお前の父さんだ」で始まるあのシーンです。バックの花火も音楽も本当によい。
- 出版社/メーカー: アスミック
- メディア: DVD
とにかく、ちゃんと「映画」を作る方で、独特の感性を持った監督さんでした。
46歳。僕と10しか違いません。死は突然やってくる、本当に。新しい作品が今後見れないと思うと、残念でなりません。心からご冥福をお祈りいたします。
映画「カラフル」を見てきた [映画・TVドラマ]
先ほどレイトショーを見てきました。以下感想。
私が見るには年を取りすぎたかな。年基準でもないような気もするけど。ちょっと自分の期待値が高すぎた。物語そのものが思春期の話なので、現実の渦中にいるおっさんには、まあそういう事もあるよねと過ぎた事であった。
しかしながら、細かい描写が素晴らしい。細かい所作に感情を映し出している。この手の込んだ作りこみが原恵一監督らしいなと思った。
プラプラの声優さんが良かった。ちゃんとキャラを描き分けててうまいなと思った。主人公の方は、思春期にしてはピュア過ぎる感じがして自分的にはいまいちしっくりこなかった。
とにかく一度ごらんあれ。
私が見るには年を取りすぎたかな。年基準でもないような気もするけど。ちょっと自分の期待値が高すぎた。物語そのものが思春期の話なので、現実の渦中にいるおっさんには、まあそういう事もあるよねと過ぎた事であった。
しかしながら、細かい描写が素晴らしい。細かい所作に感情を映し出している。この手の込んだ作りこみが原恵一監督らしいなと思った。
プラプラの声優さんが良かった。ちゃんとキャラを描き分けててうまいなと思った。主人公の方は、思春期にしてはピュア過ぎる感じがして自分的にはいまいちしっくりこなかった。
とにかく一度ごらんあれ。
敗走記 [映画・TVドラマ]
ゲゲゲの女房、相変わらず毎日見ています。水木先生もすでに人気作家となり、忙しい毎日です。さて、ちょうど終戦記念日近くの8月18日放送回で、水木しげるの作品「敗走記」を絡めて戦争体験について描かれました。
8月中にこのストーリーを持ってくるあたりは計算されていると思います。これをどう演出するかはとても難しい。作り手のかの戦争に対する解釈がどうしても反映してくるからです。
原作があるといえど、ドラマは原作を再現するものでなく、再構築するものです。原作者とは別の製作者の考えが必ず反映される、そういうものだと思います。
前に、水木しげると戦記物というエントリーを書きました。この時「ラバウル戦記」を読んだのですが、水木しげる本人は、イデオロギー的な事は全然いってないんです。戦争反対とか悲惨だとか、そういうメッセージを含むものじゃない。
その時も考えてたのですが、じゃあ水木しげるは大量の戦記物を書いたのか。
8月中にこのストーリーを持ってくるあたりは計算されていると思います。これをどう演出するかはとても難しい。作り手のかの戦争に対する解釈がどうしても反映してくるからです。
原作があるといえど、ドラマは原作を再現するものでなく、再構築するものです。原作者とは別の製作者の考えが必ず反映される、そういうものだと思います。
前に、水木しげると戦記物というエントリーを書きました。この時「ラバウル戦記」を読んだのですが、水木しげる本人は、イデオロギー的な事は全然いってないんです。戦争反対とか悲惨だとか、そういうメッセージを含むものじゃない。
その時も考えてたのですが、じゃあ水木しげるは大量の戦記物を書いたのか。
クドカンのドラマ「うぬぼれ刑事」が面白い [映画・TVドラマ]
あんまりドラマ見ない方ですが、7月から始まった 宮藤官九郎の「うぬぼれ刑事」を見ています。面白い。木更津キャッツアイやタイガーアンドドラゴン、流星の絆とか見ましたけど、今回は相当入れ込んでるのが伝わります。
他の作品と比べてどこが面白いのかといわれると、なかなか言えませんけど、とにかく面白い。二回放送ありましたけど、両方ずっとゲラゲラ笑ってました。休むことなく小ネタが用意され、細かく作りこまれてる感じです。「余命三、四日の花嫁」「東野圭吾の新刊が入ったら図書館大忙し」「筆談ホステス」とか。
宮藤官九郎は、なんで流行ってるのかわからないけど地味に流行ってるものを検知してツッコむのが上手ですね。キャストもいじってきますもんね。レギュラーの生田斗真の顔がウルサイとか。
主演の長瀬くんもいいです。濃いからか偏った性格の役ははまりますね。ドヤ顔もいいです。
キャッチコピーは「あなたを僕と結婚するの刑に処す。」だそうでｗ。来週が楽しみです。
他の作品と比べてどこが面白いのかといわれると、なかなか言えませんけど、とにかく面白い。二回放送ありましたけど、両方ずっとゲラゲラ笑ってました。休むことなく小ネタが用意され、細かく作りこまれてる感じです。「余命三、四日の花嫁」「東野圭吾の新刊が入ったら図書館大忙し」「筆談ホステス」とか。
宮藤官九郎は、なんで流行ってるのかわからないけど地味に流行ってるものを検知してツッコむのが上手ですね。キャストもいじってきますもんね。レギュラーの生田斗真の顔がウルサイとか。
主演の長瀬くんもいいです。濃いからか偏った性格の役ははまりますね。ドヤ顔もいいです。
キャッチコピーは「あなたを僕と結婚するの刑に処す。」だそうでｗ。来週が楽しみです。
タグ：うぬぼれ刑事
西原理恵子 [映画・TVドラマ]
最近西原理恵子が出ずっぱりです。毎日かあさんはアニメ化。映画の版権は売りまくり、いけちゃんとぼく→おんなのこ物語→パーマネント野ばら→毎日かあさん←今ココ。さらにこの世で一番大事なお金の話もドラマ化。主演山田優。これドラマ化するような話かよ。もうみてられません。どうしちゃったんでしょう。
そして、先日テレビをつけたらNHKのドキュメントに西原。もう手当たり次第仕事取っちゃってる感じです。推測するに、早いとこ隣の土地の借金を返済したいんでしょう。分かる人にしかわかりませんが。
西原理恵子の漫画は、「ちくろ幼稚園」から読んでました。まだ私、中学生だったですね。兄貴が買ってたヤングサンデーにのってました。ふつうでした。名作「ぼくんち」も読んでましたけど、通しで読んだことなかったんで、普通の四コマ漫画でした。でも、よくシンナーとかシャブの話とかでるんで、当時世間知らずのピュアな中学生の私はちょっと引き気味でしたね。「ぼくんち」は最近通しで読みました。
よく考えたら、西原理恵子の漫画を買うようになったのは、SPA！でやってた「できるかな」シリーズからですね。もうだいぶ自分も年いってましたんで、西原漫画も読めるようになったんでしょうか。ギャンブル系とか恨ミシュランの頃は、自分が子供すぎて読めてませんし。
そして、先日テレビをつけたらNHKのドキュメントに西原。もう手当たり次第仕事取っちゃってる感じです。推測するに、早いとこ隣の土地の借金を返済したいんでしょう。分かる人にしかわかりませんが。
西原理恵子の漫画は、「ちくろ幼稚園」から読んでました。まだ私、中学生だったですね。兄貴が買ってたヤングサンデーにのってました。ふつうでした。名作「ぼくんち」も読んでましたけど、通しで読んだことなかったんで、普通の四コマ漫画でした。でも、よくシンナーとかシャブの話とかでるんで、当時世間知らずのピュアな中学生の私はちょっと引き気味でしたね。「ぼくんち」は最近通しで読みました。
よく考えたら、西原理恵子の漫画を買うようになったのは、SPA！でやってた「できるかな」シリーズからですね。もうだいぶ自分も年いってましたんで、西原漫画も読めるようになったんでしょうか。ギャンブル系とか恨ミシュランの頃は、自分が子供すぎて読めてませんし。
タグ：西原理恵子
原恵一監督の映画 [映画・TVドラマ]
原恵一という人をご存知でしょうか。これを作った監督さんです。
![映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ！オトナ帝国の逆襲 [DVD]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/5118PB8ZV5L._SL160_.jpg "映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ！オトナ帝国の逆襲 [DVD]")
いいおっさんが何をいってるのかとお思いでしょうが、この映画、すごく好きです。有名な映画なので、知ってる人は知ってると思います。しんちゃんのお父さんヒロシの回想シーンがあまりにも有名。未見の方も、アニメなんて、と言わず一度ご覧下さい。泣けます。
この監督の演出は、ぐっときます。誰にでもあるありふれた風景に、見てる人は自分の経験を重ね合わせ、映画の世界に引き込んでしまいます。弱っているときに見ると効果倍増。例えおっさんといえど、涙腺が緩んでしまいます。
映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ！オトナ帝国の逆襲 [DVD]
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- メディア: DVD
いいおっさんが何をいってるのかとお思いでしょうが、この映画、すごく好きです。有名な映画なので、知ってる人は知ってると思います。しんちゃんのお父さんヒロシの回想シーンがあまりにも有名。未見の方も、アニメなんて、と言わず一度ご覧下さい。泣けます。
この監督の演出は、ぐっときます。誰にでもあるありふれた風景に、見てる人は自分の経験を重ね合わせ、映画の世界に引き込んでしまいます。弱っているときに見ると効果倍増。例えおっさんといえど、涙腺が緩んでしまいます。
水木しげると戦記物 [映画・TVドラマ]
最近珍しくNHKの朝の連ドラ「ゲゲゲの女房」にはまっている。
女房さんの事はまあ置いといて、水木しげるの数奇な人生に興味が沸いた。
鳥取の境港は、全国放送でよく紹介されるくらい、鬼太郎を前面に出した観光政策を推進している。鬼太郎ロードとかなんとか、何かにつけて鬼太郎プッシュだ。こうした報道なんかで、水木しげるが鳥取出身である事は知っていた。
まず水木しげると言って最初に想像されるの作品が、やっぱり「ゲゲゲの鬼太郎」。私ら世代だと、漫画よりもテレビアニメから入った世代だ。鬼太郎は何回もリメイクされているが、私が見てたのはもちろんカラーになってからのもの。さっきwikipediaで見てみたが、いっぱいありすぎて自分が見てたものがどれかよくわからない。
漫画とアニメでは絵の迫力が全然違う。というより、水木しげるのあの独特のタッチをアニメで再現するのは難しいだろう。子供向けだし。今の技術ならできるだろうが、子供は本当に怖すぎてチビってしまう。そうすると、視聴率もとれずスポンサーも離れ玩具も売れない。アニメが原作に比べ絵のタッチがソフトになるのも当たり前ではある。
10年ぐらい前から、氏の書いた軍記物の漫画が店頭に並んでいた。従軍経験があり片手がない事は、いつからか知っていた。気になったが、正直怖くて読めなかった。戦争漫画は、小学校の教室にあった「はだしのゲン」以来トラウマがあったのだ。
女房さんの事はまあ置いといて、水木しげるの数奇な人生に興味が沸いた。
鳥取の境港は、全国放送でよく紹介されるくらい、鬼太郎を前面に出した観光政策を推進している。鬼太郎ロードとかなんとか、何かにつけて鬼太郎プッシュだ。こうした報道なんかで、水木しげるが鳥取出身である事は知っていた。
まず水木しげると言って最初に想像されるの作品が、やっぱり「ゲゲゲの鬼太郎」。私ら世代だと、漫画よりもテレビアニメから入った世代だ。鬼太郎は何回もリメイクされているが、私が見てたのはもちろんカラーになってからのもの。さっきwikipediaで見てみたが、いっぱいありすぎて自分が見てたものがどれかよくわからない。
漫画とアニメでは絵の迫力が全然違う。というより、水木しげるのあの独特のタッチをアニメで再現するのは難しいだろう。子供向けだし。今の技術ならできるだろうが、子供は本当に怖すぎてチビってしまう。そうすると、視聴率もとれずスポンサーも離れ玩具も売れない。アニメが原作に比べ絵のタッチがソフトになるのも当たり前ではある。
10年ぐらい前から、氏の書いた軍記物の漫画が店頭に並んでいた。従軍経験があり片手がない事は、いつからか知っていた。気になったが、正直怖くて読めなかった。戦争漫画は、小学校の教室にあった「はだしのゲン」以来トラウマがあったのだ。
